南極や北極における SDGs に関連したテーマ(地球環境、気候変動、観測・研究活動、環境保護、エコ生活、国際協力のしくみなど)を選び、探究学習によりそのテーマに挑戦することで SDGs の担い手に必要な未解明の課題に挑戦する力を養うことを目的として「南極・北極 SDGs 探究学習コンテスト」を、実施しました。多くの小学生の皆さんから、多様な観点からの意欲的で大変興味深い素晴らしい作品の応募をいただきました。研究者、小中高等学校教諭、探検家、マスコミの方々からなる審査委員会で厳正に審査し以下の賞を決定しました。
15チームと2つの学校が受賞作品および受賞校にそれぞれ選出されました。
受賞作品のうち、4〜6年生・1〜3年生の二つの部門で最も優れた作品が「特別優秀賞」、8チームが協賛パートナー企業名などを冠した「特別賞」、1チームが「極地研究振興会賞」、4チームが「極地研究奨励賞」を受賞。
* 以下、メンバーは小学生のみ掲載しています。
2025年12月21日(日) 朝日小学生新聞に受賞作品が掲載されました!
チーム名:KKGI
池田実玲、蒲池咲葵、栗山凛、小林葵(光塩女子学院初等科6年)
講評:ナマコに注目し、実験・観察から海の酸性化を考えた素晴らしい作品
チーム名:地球ぼうえいたい まひなひか
片山陽菜乃、梶田茉広、石崎ひかり(愛媛大学教育学部附属小学校3年)
講評:ホッキョクグマを通して地球環境、SDGsを考えた素晴らしい作品
チーム名:しょうゆ
小川華、大野すみれ、川本美咲(光塩女子学院初等科3年)
講評:海洋プラスチックの環境問題を色々な視点から調べ提案をした優れた作品
チーム名:おちば探求隊
石川智代里、岩井梓、別府瑚青(東浦町立片葩小学校6年)
講評:温暖化による氷の融け方や海水の膨張を実験で実証した優れた作品
チーム名:チームなんきょクン
水島大賀(台東区立根岸小学校3年)
講評:多くの人達から南極について学び、地球はワンチームと熱く語った力作
チーム名:竹内七香
竹内七香(世田谷区立明正小学校4年)
講評:南極観測への女性参加から歌唱を交えて男女平等を訴えた優れた作品
チーム名:NHY
渡邊妃菜、金城那奈、齋藤由翠々、高島由衣(光塩女子学院初等科3年)
講評:温暖化による地球環境への影響を風物詩と関連づけた優れた作品
チーム名:地球研究所
目加田桜莉、曽我凛織、永美優、廣野佳菜(光塩女子学院初等科6年)
講評:藻の果たす温暖化問題への重要な役割を考えたユニークで優れた作品
チーム名:ever smile
小林花奈、佐藤薫子、貫井日慈、堀内柚希(光塩女子学院初等科6年)
講評:南極の生態系全体と食物連鎖に注目したすぐれた作品。
チーム名:チーム篠三っ子
五艘庚馳
講評:温暖化による海面上昇を自分事としてとらえ、データを調べ計算した力作
チーム名:マリンスマイル研究部
波多江美月、倉重小春、松浦璃歩(埼玉県戸田市 戸田南小学校6年)
講評:気候変動に伴う魚種の交代に着目したユニークな視点の作品。
チーム名:もう一人の友のために
嶋﨑友里、大谷玲花、志賀瑶、西藤千紗(光塩女子学院初等科3年)
講評:南極、地球温暖化、温室効果ガスについてしっかりと調べ対策を考えた力作
チーム名:成城ミュージックアカデミー有志
端山愛梨(4年生)、竹内七香(世田谷区立明正小学校4年)、近藤有紗(4年生)、福留美遥(成城学園初等学校4年)、樋口葵(東京農業大学稲花小学校3年)、阿部春輝(世田谷区立明正小学校2年生)、赤岩俐彩子(玉川学園小学部2年)、川野穣(世田谷区立千歳小学校2年)、福留結美(成城学園初等学校1年)、田部田光菜(たべたひなグローバルインディアンインターナショナルスクール1年)、井上乃惟(1年)
講評:様々な人にSDGsを広める場を作り、実行した行動力がすばらしい作品
チーム名:知りたい!やりたい!をマナビノキに育てよう!
成瀬勇輝(鎌倉市立第二小学校4年)、佐々木想玄(鎌倉市立深沢小学校2年)
講評:氷と船の2つの視点から地球温暖化の影響を探求した好奇心あふれる作品。
チーム名:ホッキョクグマを守り隊
奥村明希(国分寺市立第五小学校4年生)
講評:ホッキョクグマの絶滅危機から私たちの行動計画までを考えた力作。
応募期間:2025年 8月22日(金)〜11月8日(金)
応募資格:応募者は以下2点を満たした者であること。
・小学生を代表者とするチーム
・チームは3名以上とし、全員が小学生、あるいは小学生1名以上とその協力者(家族、教員、ボランティア等)で構成。
実施体制
主催:公益財団法人 日本極地研究振興会
共催:大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所
後援:文部科学省、外務省、環境省、ESD活動支援センター、立川市教育委員会
協賛:いすゞ自動車、竹中工務店、立飛ホールディングス、多摩信用金庫、飛島建設、フジパン、ミサワホーム、ヤンマー 、レンゴー
審査委員:
東 久美子(国立極地研究所)
生田依子(奈良県立青翔中学校・高等学校)
岩坂泰信(南極OB会、名古屋大学名誉教授)
荻田泰永(極地冒険家、理事)
柴田和宏(北海道苫小牧市立日新小学校、理事)
白石和行(国立極地研究所名誉教授、常務理事)
垰 千尋(情報通信研究機構 電磁波研究所電磁波伝搬研究センター)
寺村たから(情報・システム研究機構国立極地研究所広報室)
中島英彰(国立研究開発法人・国立環境研究所地球システム領域、理事)
中山由美(朝日新聞社会部、理事)
野田 豊(奥多摩町教育委員会)
藤井良一 (国立極地研究所、理事長)
藤原 均(成蹊大学理工学部、理事)
本吉洋一 (国立極地研究所名誉教授、理事)