当財団では、南極観測事業から得られた成果を広く社会に普及啓発するための事業の一環として、毎年「南極カレンダー」を作成、販売しています。この度、「2026年版南極カレンダー」の予約販売受付を開始しました。
2026年は、第67次南極地域観測隊が南極域で活動を行う年にあたりますので、オフィシャルグッズとして、第67次隊の名前とロゴマークの入ったものを定番タイプとしてオンラインショップにて販売しています。(現在は観測隊記念品販売サイトで予約受付中)
それ以外にも、例年通り、20部以上から追加料金なしで、ご希望の名前やロゴを入れる「オリジナル名入れサービス」も承ります。(20部未満のご注文はお受けしておりません、ご了承ください。)定番の「第67次南極地域観測隊」に替えて(または追加して)、ご希望の文字・ロゴ・デザインなどを記載可能です。特に文字数の制限などはありませんが、おのずからスペースは限られますのでご考慮下さい。
最終版作成までは印刷会社とやり取りしながら、となりますが、ご希望の配置デザイン案をあらかじめ作成・ご提案頂けるとスムーズに発送まで進みます。
今年度の「名入れ南極カレンダー」のお申込みは、下記の申込用フォームよりお願い致します。なお、フォームからのお申し込みには Google アカウントが必要です。
上記のフォームが開けない場合、または Google アカウントをお持ちでない場合は、以下のエクセルファイルをダウンロードしてご利用の上、info [at] kyokuchi.or.jp ( [at] は@に書き換え)までメールにてお申し込みください。
申込締め切り:(1回目)2025年8月31日 (2回目)2025年9月30日 (※締切延長のご希望も承ります)
大きさ:従来のB3サイズから、2つ折りA3サイズ(持ち運び時はA4サイズ)に一新、持ち運びや贈呈用に扱いやすくなりました。
写真:65次越冬隊、66次夏隊が撮影した、最新の南極観測の様子や自然現象の写真を採用しています。65次隊が越冬した2024年は太陽活動極大期に近く、美しく活発なオーロラの写真をお楽しみ頂けます。66次夏隊では、新しいドームふじⅡ基地でのアイスコア掘削や、トッテン氷河沖での集中海洋観測など特別な活動が行われました。
各月の写真タイトル:
1月:昭和基地に向かって航行中の「しらせ」
2月:夏期間の昭和基地主要部
3月:昭和基地から見えた蜃気楼
4月:トッテン氷河沖集中海洋観測
5月:星空の下の昭和基地
6月:オーロラの下の昭和基地
7月:昭和基地上空のオーロラ爆発
8月:海氷上のウェッデルアザラシ
9月:「しらせ」と並走するアデリーペンギン
10月:昭和基地海氷上滑走路に到着した先遣隊
11月:ドームふじⅡ基地に向けた内陸旅行
12月:ドームふじⅡ基地で見えた大気現象
写真解説: 最後のページに、月ごとの写真の少し詳しい解説をまとめています。国立極地研究所の「南極観測」ページへのリンク用QRコードなどもありますので、是非これを機会に日本の南極観測事業についてより深く知って頂ければと思います。
記事記載: 南極の歴史上の出来事や年間の特徴的な日などをそれぞれの月日に記載しています。